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反響の有無について

ほとんどの事業者が反響を期待しホームページを開設する。

何度も言う。

『ホームページを開設したからと言って反響が来る訳ではない』

数千万もあるホームページの中で、まずそのホームページに到達するだけで至難の業になる。

どれだけお金を掛け、綺麗で魅力的なページを作ったところで、
誰にも見られなければ、絶対に反響など来ない。

反響を得るには、大きく分けると、三つの要素を満たさねばならない。

1-相手に取って魅力的な商品(サービス)があるのか?

2-事業商圏に対し、商品、サービスは周知されているか?

3-安心出来るかどうかである。

その三つが、大きな要素になる。

ネットで最も、問題になるのは、

周知されるのに時間が掛かる。

という事である。

しかし、周知されたからと言って、反響がある訳では無い。

逆の立場になってみよう。

問い合わせをするのは、社会の不特定多数の誰かであり、その提供商品やサービスのニーズを持っている誰かである。

ここの業者に問い合わせをしようかどうしようか?
と迷っている。もしくは、どこかと比較している。

如何に周知させるか?
という問題の次ぎに来るのは、

1-魅力的な商品やサービスを提供出来ているか?
  という事になる。

商品や、サービスは、あなたのところだけでは無く、
他でも買えるかもしれない。
別に、あなたのところで買う理由は相手には無い。


あなたのところに、興味を持って貰い、あなたのところで、
商品(サービス)を買いたい と相手が思うものを、果たしてあなたは提供出来ているかどうか?

上の要素が、最も重要で、最も考えねばならない部分である。
それは、経営者や、その事業者が考えねばならない事である。
もしくは、その商品やサービスの提供を考え、なければ創り、
提供する事を事業者が考えねばならない。


事例1

 たとえばコーヒー、喫茶店業界も激変の嵐にさらされた。
従来型、喫茶店業界は、あるグループ系の激安コーヒー店の登場で、その地位を失い、喫茶店を廃業する事業者が増えた。

グループ系のコーヒーは一杯150円~180円程度で、
コーヒーを提供し、そこそこ座れる場所を確保。

その業態を伸ばしていき、安いコーヒーのビジネスモデルが確固とした地位を築き上げるかに思われた。

しかし、そこに登場したのが、外資系のコーヒーショップである。
価格を倍以上に設定。
単純なコーヒーからフレイバーを用意し、コーヒー単価を上げ、
ロゴの戦略と、過激な投資戦略で、日本国内に爆発的に店舗を増やしだした。
(この過激な投資は勿論資金がなければ出来なかった事だし、誰もが真似出来る訳では無い。)

その戦略は結局当たり、現在、そのコーヒーショップは世界的な地位を築き、日本においてのシェアもかなり確保したと言える。

結局、商品は コーヒー である。

従来型喫茶店→激安コーヒー店→激高コーヒー+付加価値店

という図式になる。
これがほんの数年の間に起きた事である。
それは、変化である。

結局、変化をどう創出するか、もしくは、自分の所のカラーを如何に作り上げるか?

そこが最も重要な要素になる。
コーヒーという単一商品 を取り巻く環境でさえ、
これだけ社会的な変化を生んでいるのである。

こういった環境の中で、果たしてあなたが喫茶店の経営者であれば、どのような方策をとり、未来へ立ち向かうか?
が、重要になる。

それは資本がある所は、資本がある方法で、
資本の無いところは、資本の無い方法を取るしかない。
しかし、現在という環境の中で、どのような戦略を取るか。
そこが最も大事な事になる。

たとえば、あなたが、コーヒー業界に身を置いていたとしよう。
ほんの数年で、激変の嵐に見舞われるこの業界の中で、
あなたは、何をするだろう。

果たして、ホームページを持ち、商品を並べ、お客さんを待つのだろうか? 

資本においては外資に勝てない。名前においても大手に勝てない。
あなたは どうするか?
という事である。

飲食業において最も重要な要素は 『味』 である。
一度、『まずい』 と思われた事業者へ、消費者は2度と行かない。

又、どれだけ 『味』 が良くても、周知の方法が下手であれば、
それも又、うまくいかない可能性がある。

こういったケースの場合、事業そのものの形を独創的なものにし、

アイデアを活かした事業形態に変化させるしかない。

どのような業種においても、ホームページを開設したからといって、事業が成功する訳ではないのは、この事例のようなものである。

ホームページの戦略は、実は『経営改革』である。
という意味はここにある。

又、ネット化について、言い訳をする経営者は、
経営改革の前に『意識改革』をせねばならない根拠もここにある。

まず、ネットが重要なのではなく、

1-何をなすか?

が最も重要であり、

2-その為に何をやるか?

の中に、ネットではどうするか?という事を考えねばならない。
又、これから重要になる事は、

如何に即時性の情報を提供するか?

という事がある。

経営は変化である。

よって、その環境の変化に、自分たちが変化せねばならない事
を考えると、その告知方法を作らねばならない。

インターネットは、うまく使えば非常に有効な道具になる。
(このうまく使う事が一番難しい)

しかし、うまく使えなければ、ただの古い情報でしかない。

まず、ネットを利用する。もしくはしたい場合、
使う側の体制として、その知識があるかどうか?
が、重要になる。

組織体制もそうである。
社内に、ネットの活用に詳しい人材はいるのか?※これも怪しい。

もし、いないなら、安心出来るところに アウトソーシング した方が良い。

結局、反響を得るには、反響を得る為の仕組み作りを、事業的に持たねばならない。
又、それは 簡単に出来るものでは無く、長期間かけ熟成させていくようなものである。

現状で、0からスタートし、その仕組み作りをするには、最低 約1年(あくまで最低)、周知の方法から、ページ作成、状況の変化への対応、様々な要素を組み合わせ、初めて、それらの体制ができあがると言える。
しかも、変化に対応するには継続が必要になる。よって、ネットの活用自体も変化を前提に継続する仕組みをあなたが持てるかどうか?もしくは、持つ気があるのかどうか?が重要な要素となる。

単にホームページを持つ事自体は、そんなに難しくない。
又、小規模の人々が、そんなに大きくない収益を目指すならば、
それなりの方法もある。

しかし、周知、継続、変化は、考えねばならない。

反響はそんな中から生まれてくるものである。
逆を言えば、それが出来ない中からは 反響は生まれない。

という事である。